理念

𠮷田先生
𠮷田淳𠮷田淳

医療法人𠮷田クリニック

役職:院長 𠮷田 淳

1977年

三重大学医学部卒業

1983年

医療法人 𠮷田病院理事長就任

2001年

在宅診療を中心とした 𠮷田クリニックを開設。“自宅で入院生活を”を実現すべくがん、難病患者のホスピスケアを提供するナーシングホーム事業を立ち上げ、現在に至る。

私は高齢者医療に向き合って2021年で38年、在宅医療に本格的に取り組んで21年になります。その間、常に患者さん目線、ご家族目線で何を望んでいるかを第一に考え、いかなる病気やステージの方も最期まで寄り添うことをモットーに𠮷田クリニックを運営してきました。私が在宅医療をはじめたころは、在宅医療の保険請求は往診だけで終末期医療は病院中心でした。そのため、がん末期や神経難病の患者さんを最後まで受け入れる施設がほとんどなく、高度な治療や処置が必要になったら病院に入院するのが当たり前でした。そんな時代でしたが、患者さんとご家族が最期まで家にいたいという希望があれば、在宅療養を続けて可能な限り生活を維持しましょうというスタンスで診療を行ってきました。在宅であっても、気管切開や人工呼吸器といった入院に近いレベルの医療を提供するクリニックの理念「自宅で入院生活」は、こうして必然的に生まれたものです。

不安や心配をなくし、
安心を届けられる存在に

一方で、療養生活を支えるご家族の苦労もたくさん見てきました。介護に疲れ、大事な人が亡くなったときに“ほっ”としたと感じてしまうのは悲しいことです。患者さんとご家族がどんな不安や心配を抱えているか察知して、それを取り除くために行動することも私たちの役目です。例えば、複雑な医療保険や介護保険のしくみは専門家でも知らないことが多く、どんなサービスをどのくらいの料金で受けられるのかわからずに不安を感じている方が大勢います。各家庭の事情に合わせて最適なサービスを、無理なく安心して受けていただけるように道を照らし、安らかな看取りのときを迎えるまで寄り添う存在であり続けたいと思っています。

24時間365日
いつでも相談できるクリニック

最近は「ときどき入院、ほぼ在宅」といわれるように、高齢者、慢性療養患者さんの療養生活の中心が自宅に軸足をおいたものに社会全体が移行しはじめています。療養生活で一番大事なのは食事、排泄、住環境と身の回りのサポートです。生活を支えるために、多職種との連携は欠かせません。在宅療養を希望する地域の患者さんとご家族にきめ細かく対応していくには、名古屋市内に3ヶ所ないしは4ヶ所拠点が必要だと考えています。その足がけとして、名古屋市西区に「𠮷田クリニック名西」を開院しました。また、救急相談窓口のファストドクターを開始し、コールがあればかかりつけの患者さんでなくてもいつでも自宅を訪問して診療を行える体制を整えました。困ったときにいかに迅速に対応できるかは、地域のクリニックとして重要です。これからも必要なときに必要な医療を届けられるように医療体制の充実をはかり、地域の安心のための医療を提供していきます。

地域医療への貢献

介護保険が始まる前から、訪問看護ステーションや住宅型の有料老人ホーム、介護支援事業所、配食サービスなどをスタート。在宅医療を安心して受けていただけるサービスを他に先んじて提供しています。さらに、医療法人桂名会の木村病院をはじめ様々な病院・施設(下図)と連携を密にし、患者さん・ご家族の状況に合わせた医療が提供できるよう、また、在宅医療の中心的存在となるべく展開しています。

医療者を育てる教育体制

当院の理事長、𠮷田淳は30年以上在宅医療に従事しているベテラン医師です。さらに、がん・神経難病の患者様への手技は、当院が掲げる「自宅で入院生活」を実践する確かな技術を持っています。在宅医療が未経験の医師であっても、長年に渡って培ったノウハウを、実践的な教育システムによって習得できます。

さらに、患者様との意思伝達からご家族とのコミュニケーション方法まで、実際のケースに基づいて信頼関係を築いていくトレーニングも行っています。