実績データ

がん・難病の方も診察します

在宅医療を利用する患者様やご家族の希望のひとつが、「平穏で安心な療養生活を送る」ことです。私たちは、あらゆる病気や症状の患者様はもちろん、ご家族の方の想いも汲み取るような在宅医療の体制を強化してきました。特に、がん末期やALSをはじめとした神経難病など、重症疾患を持つ患者様のご希望をかなえる体制を急速に整えています。例えば、入院に近いレベルの高度な医療を提供できる、環境と人材を整えること。多くの職種と連携したチームを作ること。

さらに、患者様やご家族とのコミュニケーションを深め、信頼関係を築くことなど、多岐に渡ります。その結果、年間の看取り症例数における悪性腫瘍症例数の割合が、平成27年にはじめて6割以上となりました。悪性疾患部位別の看取り症例を見ると全身を網羅しており、症例による偏りなく、さまざまな疾患を抱えた患者様を支えていることが分かります。患者様やご家族の希望である、住み慣れた自宅での療養生活をひとつでも多く実現したいと考えています。